高麗神社
2016年4月16日
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高麗神社は高句麗国の王族高麗王若光を祀る社である。高句麗人は中国大陸の松花江流域に住んだ騎馬民族で朝鮮半島 に進出中国大陸東北部から朝鮮半島の北部を領有し約700年君臨していた。その後唐と新羅の連合軍の攻撃にあい667年に 滅亡した。このときの乱を逃れた高句麗国の貴族や僧侶などが多数日本に渡り、主に東国に住んだ霊亀2年(716年)その うち1799人が武蔵の国に移され、新しく高麗郡が設置された。高麗王若光は高麗郡の郡司に任命され武蔵野の開発に尽く し再び故国の土を踏むことなくこの地で没した。郡民はその遺徳をしのび、霊を祀って高麗明神とあがめ、以来現代に 至るまで高麗王若光の直系によって社が護られており、いまでも多勢の参拝客が訪れている。------境内の案内板より