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えいの旅 法恩寺

法恩寺、秩父市ドライブデジカメ写真無料写真素材

 法恩寺(ほうおんじ):は天平10年(738)、僧行基が東国遊行の折、五彩の雲の棚引くところ見つけ、雲の湧き立つ金明、銀明の泉より、大日、釈迦、弥陀、薬師、観音の五体の像を発見し、これを祀った霊場が起こりと伝えられている。 その後、幾度か修築を重ねたが、保元、平治の乱(1156~1159)に寺は、荒廃し、名のみ残る有様となったが文治年間(1185~1190)に、時の領主倉田孫四郎基行は自ら出家し源頼朝に法恩寺再興を願い出た。源頼朝は建久元年(1190)に、越生次郎家行に命じて堂塔を建立させ、8町4方の寺領を賜ると共に源家の繁栄の祈祷所に定めた。後、室町時代になり、真言宗の寺となり松渓山と号したという。 天正19年(1591)には、徳川家康から寺領20石を賜り、さらに寛永16年(1639)には兵火によって消失していた客殿を再建して新義真言十一筒壇林の格式を持つ密教道場となった。  しかし、明治34年(1901)の火災で鐘楼、山門のみ残して消失してしまったが、大正12年(1923)本堂を建立、昭和にかけて客殿、庫裏等の諸堂を建てた。。 埼玉県案内板より