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えいの旅 前山寺

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前山寺

上田市市街地から西へ来るまで約15分。山腹にある前山寺は周囲雑木に囲まれた静かなところにある。駐車場も広く、 観光バスもたくさん来るようだ。参道入り口から参道に入ると樹齢数百年のケヤキが何本かある。山門をくぐると国の 重要文化財の三重の塔が正面に見える。寺の名物のクル ミ餅を予約して食べに来る人も多いらしい。本堂はものすごく厚い茅葺屋根で歴史を感じる。 <2003年11月>

前山寺

前山寺参道口7

2003年11月

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前山寺

本堂

2003年11月

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前山寺

室町時代の建立の三重塔

2003年11月

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前山寺

鐘つき堂

2003年11月

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前山寺

前山寺名物くるみで作ったたれの餅

2003年11月

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前山寺

境内から上田市が一望できる

2003年11月

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前山寺縁起

.当山は、新義真言宗の寺院で、本尊は六日如来、かつては信州四ヶ雑林の中に教えられた経学の殿堂であり、塩田城の鬼門に位置してその祈願寺でもあった。 .住昔、弘仁年中、独股山を護摩修行の霊場として創立、はじめは古義真言にして法相・三輪両宗を兼ね、法蔵坊、華蔵坊、地蔵院といっていたが、鎌倉時代に讃岐国善通寺の長秀上人、伽藍建立を発願してこの地に来止、その規模を拡大して、正法院前山寺としたと伝えられる。 .爾来世代を重ねること三十六世、何れも雑林住持としての名にふさわしい名僧智識であったが中でも第2世祐上人は事教兼備の学僧で、七堂伽藍整備をすると共に、興教大師の教僧を慕って新義を信奉し、20巻に亘る写経を残している。 .第十一世真海僧正は、甲州武田家の信頼厚く天正8年には武田勝頼から10貫490文の朱印安堵状下附された。この朱印状は上田市の文化財に指定されている。 .尚又第三十五世ナカジマ栄知大僧正は、華厳経を専攻した学僧で、その晩年には、新義真言宗の総本山紀州根来寺の座主に就任、本堂前にはブロンズ坐像がある。 .境内にある三重の塔は、室町時代の建立といわれ、国の重要文化財に指定されている。 .奥の院独股山(弘法山)には、弘法大師を祀った岩屋堂があり、江戸時代には近郷の信仰を集めたことのアル景勝の地である。